映画など・・・いろいろつぶやいてます
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八日目の蝉
逃げて、逃げて、逃げのびたら、
私は あなたの母親になれるのだろうか
東京から名古屋へ 
女たちにかくまわれながら
小豆島へ。
偽りの母子の先が見えない逃亡生活。
そして その後のふたりに光はさすのか。

「なぜ、誘拐したの?なぜ、私だったの?」
優しかったお母さんは 
私を誘拐した人でした。

★★★+0.5
 
4月29日に公開される映画「八日目の蝉」
この予告編で語られる言葉がすごく気になって 本屋で購入してしまった。
そして このタイトル 八日目の蝉ってどういう意味なのか・・・?

愛人の赤ちゃんを誘拐してしまった希和子。全国指名手配犯。
その子を 薫と名づけ逃亡していく。薫を守りたい、その願い。
この母性、この愛はどこから来ているのだろう。
「海も山も この世の美しいものは全部見せてやりたい。」
自分を犠牲にして それでも二人でずっといたい。その彼女の思い。

後半からは大学生に成長した恵理菜(薫)の目線からストーリーは進む。
彼女もまた 不倫してしまい妊娠してしまう。
誘拐犯に育てられた娘、家庭崩壊、マスコミにたたかれた家族は
もうバラバラになっていた。
彼女自身 ずっと希和子の陰を背負って生きている。

同じような人生を歩んでしまう希和子と恵理菜。
出産すべきなのか?悩む恵理菜のまえに かつて逃亡中に
エンジェルホームで一緒だった千草と自分がたどった過去を旅しはじめる。

岡山駅から 岡山港に行って小豆島にわたるんだけど
希和子と薫、そして 大人になった恵理菜と千草はタクシーに乗るんだけど
岡山弁丸出しの方言で岡山名産を語る台詞に思わず笑ってしまう。
でも映画では岡山港ではなく 高松港(四国側)から小豆島へ・・・
高松港って すごく景色がよくて素敵なので 岡山ロケは却下ね(涙)

自分が昔 誘拐犯だった母親と名乗る女との逃亡劇。
それは決して不幸なものではなかったはずだ。
今また同じ道を旅しながら恵理菜は思う。
八日目の蝉。
蝉は 何年も土の中にいて 地面に出てきたら7日間で死んでしまう。
八日間生きた蝉は仲間がいなくて寂しくて不幸なのか?

エンディングは 時に希和子の立場から そして恵理菜の立場から
お互いに対する思いが語られる。
そして二人が昔 最後の逃亡先として選んだ小豆島に向かう
その岡山港で・・・・
お互いに気がつかずすれ違うエンディングがすごくいいけど
映画ではまったく違うエンディングだそう。劇的に再会したりするのかな?
感情を抑えたものなので 映画化は難しそう。
非常に読みやすく一気に読んでしまった。
しかし 不倫、妊娠、誘拐、逃亡劇、家庭崩壊・・・テーマは重い。

「八日目の蝉」に込められた思いを映画化で見てみたいと思う。
book / comments(7) / trackbacks(1) / voy /
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コメント
お久しぶりです^^

角田さんのファンなので、映画化の話が出るずっと前から、「yokoさんはいつかこの作品と出会うだろうなあ。どんな感想持つのかな?」と思っていました。

希和子のしたことは許されることじゃないけど、二人は紛れもなく親子だったんだなあと思いました。

僕はNHKのドラマ版も見ました。そちらのサイトを紹介しておきますね。
| 敦也 | 2011/04/17 8:06 PM |
「八日目の蝉」NHK公式サイト

http://www.nhk.or.jp/drama/semi/
| 敦也 | 2011/04/17 8:08 PM |
■敦也さん
久しぶりですね!!!
お元気でしたか?

角田さんの作品を読むのは初めてです。
映画の予告編の「優しかったお母さんは わたしを誘拐した人でした。」
これが衝撃的だったのと
八日目の蝉というタイトルは 
いったいどういう意味なのかと気になって読み始めました。
あっという間に読んでしまいました。

わたしも 希和子と薫(恵理菜)は 親子だったと思います。
もちろんそれは許されないことだけど
だからこそ 二人の絆、そのことに気が付いたとき
恵理菜は これから生きていく希望とか優しさとか
前向きな思いになれた。岡山港でね(笑)
タイトルの意味も 深いですね。

最後にふたりが住む小豆島は 瀬戸内海に浮かぶ美しい島です。
そこに向かう港が 岡山港ではなくて
高松港(香川県)がロケ地。
すごく素敵なところでわたしも何度も写真を撮ったところです。
岡山港・・・・負けました(笑)

ドラマ化されてるんですね。
もうすぐ映画が公開されるのでぜひ見たいと思います。
エンディングはまったく違ったものになってるそうですが・・・。
| yoko | 2011/04/18 7:16 AM |
はい、元気にやってましたよ^^ yokoさんもそうなら嬉しいです。
僕は原作のラスト・・・希和子と薫(恵理菜)がお互いを想いながら、すれ違っていることに気付かない・・が好きでした。ドラマはお互いにそうだと気付いたような描き方で、ちょっと惜しいと思ってしまいました ^^;

映画のラストも気になりますね。

それから、他の角田作品で「対岸の彼女」という作品を紹介しておきます。「八日目・・」ほどのサスペンス性は無いですけどね。ミステリー作家じゃないし。
でも、とても良い作品です。

大人になったら、友達をつくるのはとたんにむずかしくなる。働いている女が、子供を育てている女となかよくなったり、家事に追われている女が、いまだ恋愛をしている女の悩みを聞いたりするのはむずかしい。高校生の頃は簡単だった。一緒に学校を出て、甘いものを食べて、いつかわからない将来の話をしているだけで満たされた。けれど私は思うのだ。あの頃のような、全身で信じられる女友達を必要なのは、大人になった今なのに、と。
――角田光代

一部の紹介記事に、「勝ち組と負け組」のような紹介の仕方がされていますが、そうではないと思っています。角田さんなりの、全ての人への応援歌ではないかと ^^
| 敦也 | 2011/04/18 11:11 PM |
■敦也さん
ラストは原作とは違うって書いてあったし
主演の井上真央さんが
最後は感動して涙しますなんて言ってたので
映画もドラマみたいなエンディングかも。
本だと二人の感情を文面から感じることが出来るけど
映画では映像ですから・・・。
わたしも 原作のラスト 好きですね。

角田さんの言われてること・・・・
わかります。その通りだと思います。
立場や環境が違うと女同士の友情は難しいです。

「勝ち組と負け組」
どっちが勝ち組なんでしょうね??
恵理菜の家族のほう?
そうではないですよね。

七日目で 周りの仲間の蝉たちが全部死んで
八日目に自分ひとりで残され生き残ったとしても
それは悲しいことではなく
他の人たちがしない苦労も困難がその日あっても
きっとがんばって生きていけば
いいこと、それがあるんだ。人々へ応援歌!
うまくいえないけど このタイトルは
深いと思います。
| yoko | 2011/04/19 7:32 AM |
こんばんは、
ご無沙汰しています。。。
お元気ですか?
こっちも、やっと春がやってきました。
ただ、、、街中やたらと埃がすごいです。

この映画というか、小説というか。。。
けっこう気になっているんだけど、
まだ読んでません。
なんか、重そうで、読後感がどうなのかって思って。。。
基本的に、どよどよ〜〜〜んな終わり方は
結構苦手です(笑

でもなんているか、
タイトルがすごくいいですよね。
うまくいえないけど、とても日本語的な響きだと思います。

はやく日本中で
笑える日がきてほしいですね。
| akihiro | 2011/04/24 10:11 PM |
■akihiroさん
お久しぶりです。お元気でしたか?
この本・・・
重くて暗くて 
ずっ〜〜とどよどよ〜〜〜です(笑)
最後に少しだけ明るい希望がある・・・かな?
でも岡山が舞台になるところで
岡山弁まるだしのタクシーの運転手の言葉が
個人的 かなりうけました^^
読後感は あまり良くないかも(笑)
落ち込んでいるときに映画見たら さらに凹んでしまうかも・・・(笑)

今映画の予告編 テレビでも流れてますよね?
「優しかったお母さんは 私を誘拐した人でした。」
この予告編を映画館でみて この台詞の意味
タイトルの八日目の蝉ってどういう意味だろうと
すごく気になって本屋さんで見つけて読んでしまいました。

「八日目の蝉」
何年も土の中にいて 蝉は地上に出てくると
7日で死んでしまうのだそうです。
そこにもう一日だけ生き延びた蝉。
仲間は死んでしまってもういなくて ひとり残され寂しい、でも
他の誰もが知らない苦しみも喜びも知ることが出来る、八日目に
うまくいえないけど このタイトルは すごい深いと思います。

北海道にも 春が訪れてきているのですね。
数年前 GWに釧路に行った時 すごい雪で驚きました。
これから桜も咲いてくるのでしょうね。
春はこころがうきうきして来ますよね。
そうですね、頑張れ日本!!!
みんなに希望と 心から笑える日が来てほしい
わたしもそう思います。
| yoko | 2011/04/25 6:06 AM |
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| よくばりアンテナ | 2011/06/20 7:06 AM |